今年5月に亡くなった村上智彦医師のおそらく最後の著書、『最強の地域医療』(ベスト新書)を読みました。
色々な評価、批判のあった村上医師ですけれど、財政破綻した夕張市に入って仕事をした方であるのは事実でしょう。
この本の中で最も気になった一文は、
「地元の住民が起業して雇用をつくり、納税する以外、地域が再生することはあり得ません。」(155p)
というものです。
財政破綻した地域、過疎地域で行政や地域社会を見てこられた方の大事な指摘だと思います。
北海道は、道庁や国の補助金等をアテにする側面が強いということは他でも見聞きする指摘です。
地元で起業して地域再生に繋げるというマインドの広がりが必要なんだと思います。
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弁護士 林 朋寛(札幌弁護士会所属)